骨盤骨格姿勢矯正療法

骨盤骨格姿勢矯正療法

当院の自費メニュー【骨盤骨格姿勢矯正療法】について

よくある質問でもお答えさせて頂きましたが、ここではより分かりやすく【骨盤骨格姿勢矯正療法】の必要性についてお話しさせて頂きます。

スマホやPCの使い過ぎによる体調不良

携帯電話やパソコン等ITの進化によって街中ではスマホ片手にゲーム等、ところかまわず下を向いた姿勢の若者(悲しいかな、いい社会人でも)をよく見かけます。
電車等の公共交通機関でのこれら姿勢の悪い方々が本当に多い事が治療家として危惧するところです。別に、今はどこも痛くも痒くもないから気にもしないのでしょう…。

しかし、このような若者たちは、やがて早い時期に頚や腰をはじめ体のあちこちに体調不良を訴え、自分が困ることになるのではと心配でなりません(すでにこの事で来院されている患者様には注意及び指導管理をしております)。そのような方々がまず訴える症状は、肩こり及び頭痛ではないでしょうか?

原因が分からないその痛み・体調不良の原因は骨格の歪みかも?

ストレートネック病院を受診してレントゲン検査をした後に下される診断は、「特に異常は見当たらないです」か、【ストレート・ネック】と診断されるかが一番だと思います(頚の骨が本来の形と逆の後湾した像を呈す)。
この様に、若者をはじめ多くの方々が体調不良やさまざまな痛みに関して、時に年のせいと一括りにされて緩和しない痛みの原因は、骨格(背骨)の歪みがもたらす一症状であることがとても多いと考えます。

骨格(背骨)の歪みというと何だか難しいように思いますが、簡単に言うと【姿勢の悪い人】です。
ときに【ヘソ曲がりな人】(肉体と精神は関係大です。個人的見解ですが)もその限りにあらず。
ただし、時に上手に姿勢が曲がっていて、今のところ何ら不都合がないという方も中にはございますので、不安を煽るつもりは毛頭ございません。
全ては、痛みや体調不良があるにも拘らず医療機関等で特に「悪いところはございません」と診断されながらも、いっこうに痛み・辛さから解放されない場合は、【骨格の歪み・姿勢の悪さ】を疑ってみてよろしいかと思います。

なぜ骨格は歪むのか?

では何故、骨格は歪むのか?じつに原因はさまざまですが基本的に私たちの体の構造が、いまだに直立姿勢に十分適応するまでに進化していないために、日々の暮らしの中で非対称な姿勢をとる仕事や運動習慣が非常に多いため、それらが主な原因となって本来、対称につくられている体が日常的に歪みます。
そして、更にそれらが長い間に蓄積され、固着した姿勢に移行していきます。
放っておけば体全体が歪んで、その結果、神経系・ホルモン系のルートに障害が発生し、内臓機能・免疫機能などにまで悪影響を及ぼすことになります。

よく【頚の寝違え】や【ギックリ腰】など原因のある痛みや【運動中のケガ】に関しても、実は根本に骨格の歪みや筋肉バランスの乱れ(固着)が種々の痛みを発症していることが臨床上よく見うけられ、まさに為るべくして起きた感が否めないことがあります。
また、交通事故で【頚のムチ打ち】を患った場合などはもちろんのこと、自分では諦めかけている症状も実は骨格の歪みが原因だったなんてことが【骨盤骨格姿勢矯正療法】を受けた患者様なら肌で感じていただけると思います。

骨盤骨格姿勢矯正療法とは

患部周辺の筋肉を緩めてから骨盤骨格姿勢矯正療法をおこないます

当院でおこなっている【骨盤骨格姿勢矯正療法】はお子様から高齢者の方々まで、幅広く安全安心をモットーにお受けいただいております。

その理由に、予約してすぐに【骨盤骨格姿勢矯正療法】をおこなわないことが挙げられます。
当たり前のことですが、体の各部分は繋がり合っています。だから筋肉及び筋膜が硬く緊張している状況では【骨盤骨格姿勢矯正療法】をおこなう前に、まわりの筋肉及び筋膜を緩める治療が必要になります。軽い骨格の歪みはこの筋肉群を緩める治療で症状が改善してしまうこともあります(特に若い人は)。

歪んだ体は、自分でも気付かない日常の癖をチェックしてから矯正に入ります。
一番大切なことは、せっかく【骨盤骨格姿勢矯正療法】をして体が元気を取り戻しても、患者様自身が体調管理を維持する意識をちゃんと持って下さるかです。まさに【のど元過ぎれば熱さ忘れる】(笑)です。
再び辛い症状に見舞われないように、先生からのアドバイスを頭に留意しながら生活習慣に対称的な姿勢や動作を取り入れるようにすれば、そのほとんどは元に戻り、ヒト本来の正しい体になるものです。

姿勢不良の原因を知り、予防と矯正をすることで健康を目指しましょう

従来、健康の保持増進には規則正しい食事(栄養)と運動(筋力アップ)と睡眠(休養)の三本柱とされてきましたが、それらの三つが適正になされただけでは足りません。まさに【体を正す】というもう一本の重要な柱が必要なのです。健康な日々は、自らの姿勢が崩れる原因を知り、その予防と矯正につとめる日常的な積み重ねに始まるのです。

しかし、残念ながら現実には、姿勢の悪さに関する意識があまり高くありません。
当院がこのホームページを通じて、国民の皆様の【姿勢の悪さ=原因不明の体調不良】を見直すキッカケになり、少しでも健康づくりに役立つことができれば幸いです。

<参考文献>

名医のわかりやすい姿勢の矯正(丹羽 昇 著・同文書院)
体のゆがみを治す!筋肉・筋膜ほぐし(村上 一男 監修・宝島社)

骨盤骨格姿勢矯正療法の一例

写真1
トレーニング中に左首すじを痛め来院。寝違い様に首が痛く回らない状態。後ろ姿から左首の腫れ・左右の肩の高さの違い・背筋の左右バランスの崩れが確認できる。
写真2
筋肉及び筋膜の緊張を緩める治療をおこなった数日後に【骨盤骨格姿勢矯正療法】を二回おこなってここまで状態が整った例。もちろん、主訴の左首の痛みは改善する。
写真3
仕事場で不自然な態勢で重いものを持って腰を痛める。本人曰く、以前から腰痛は時々あっていくつかの医療機関を受診するが言われる言葉はただ、「酷く腰が悪いですね」ばかりで改善せず…。後ろ姿から左右腸骨稜の高さ・臀筋のはり具合の違い・腰椎の配列及び筋バランスの崩れが確認できる。
写真4
やはり筋肉及び筋膜を緩める治療をおこなった数日後に【骨盤骨格姿勢矯正療法】を三回おこなってここまで状態が整った例。もちろん、主訴の腰痛の痛みは改善する。

 
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